先程YouTubeで「≒森山大道」(ニアイコールもりやまだいどう)という映画を見ました。
夕食後、たまたまYouTubeで見つけた映画です。
20年ほど前に作成された映画ですので、森山氏も若く(今でもお若いですが)とてもおもしろかったです。
質より量
やはり、一番参考になったのは、とにかく街に出て撮りまくるというところです。
2000年頃はまだフィルムカメラも一般的で、森山さんも当然フィルムカメラで撮影しているのですが、とにかくイッパイ撮るんだなと思いました。
逆にこの位の量を撮らないと、いい写真にはならないんだなとあらためて実感しました。
撮り方
すごいなと思うのは、コンパクトカメラでサクッと撮っている写真でも、できあがりは森山さん特有のザラついているけどクールな作品になっているという事です。
僕が仮に同じように撮っても、あのような感じにはなりませんので、それが巨匠という方の凄さなのだと思います。
あえて一眼レフを使わず、コンパクトカメラを使うのは、周りに写真を撮っている事を意識させないためとの事ですが、その通りだなと思いました。
誰でも、街でゴツいカメラとレンズを自分の方に向けられると、意識してしまい逃げたりします。
しかし、コンパクトカメラであれば、威圧的でないですし、街の風景を撮っていると思われ、あまり気にならない感じになります。
また、コンパクトカメラであれば、常時手にもっていられるため、シャッターチャンスを逃さないはずです。
気づき
僕も今現在使っている「NEX-5T」ですと、ポケットにも入らないため、バッグに入れて外出しますが、そのスタイルですと撮りたいものを自然に撮ることがやりにくいです。
さらに、初心者こそいいカメラを買うべきと、アマチュアが高価な一眼カメラを購入すると、大きくて重いのと壊したくないために、日常的にもサッとは持ち歩けません。
しかし、中古のコンデジであれば、ポケットに入れて、撮りたいものをすぐに写真で写すことができますので、必然的に撮影枚数が増えて早く上手くなる気がします。
伝説的な写真家である「森山 大道」さんの映画ですが、とても気づきが多かったので、真似してみたいと思います。
そんな訳で今日はこの辺で。